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杵築神社

kitsuki




  祭  神:素盞鳴尊 天児屋命 天満天神 塩椎神 白山媛命
  説  明:神社の境内案内には、
      「神社創建の年代は不明である。
       往古、大和川は八尾の地を北流し、旧淀川に合流して大阪湾に注
       いでいた。当時は度々洪水が起こり、この地の住民は塗炭の苦し
       みを受けていたので、小祠を建立し、神の御加護を願ったのが、
       始まりと云われている。
       宝永元年(西暦1704年)大和川の付替工事が完成し、以後洪
       水の被害も無く、平穏安泰の地となったので住民達は神恩を感謝
       して新しく社殿を建立し、ここに東老原村の氏神としての杵築神
       社の誕生を見ることになる。時に安永五年(西暦1776年)。
       明治四年(西暦1871年)太政官布告によって村社に列せられ
       る。
       次いで明治三十九年(西暦1906年)、神社合祀令が発布され、
       道明寺村郷社、土師神社に合祀される。
       大正十二年(西暦1923年)村民の寄進によって社殿の修理、
       境内の整備を行い、御神体を迎え、旧に復して現在に至る。
       然し乍ら、幾星霜の歳月を経て社殿の損傷甚だしきため、此度、
       氏子中の奉賛を得て、茲に本殿・拝殿並びに社務所を修造し奉る。」
       とあります。  
  住  所:大阪府八尾市老原2丁目
  電話番号:
  ひとこと:明治に合祀されたとある、「土師神社」とは、今の「道明寺天満
       宮のことです。
       そういう理由で、「天満天神」が祀られているのでしょうか。

       さて、「杵築大社」ってご存知ですか?
       出雲一の宮と呼ばれる古社です。
       つまり出雲で一番古い神社と呼ばれる大社です。
       ・・・ってことで、「出雲大社」の古称なんですけどね(^^ゞ

      「杵築」という同じ名前を頂いて、主祭神が大国主命ではなく、素
       盞鳴尊というのは、少し不思議な気もします。

       ただ、八尾には、素盞鳴尊をお祀りする神社がいくつかあり、神
       社の説明によると、「大和川氾濫の被害を防ぐことを祈願して」
       となっています。

       八俣大蛇退治は、八又になった川を治水したことを寓意化したの
       ではないか?という説もありますから、治水には素盞鳴尊をお祀
       りする、というのは納得する話しですね。

       八俣大蛇退治の素盞鳴尊を勧請してくる時に、「八俣」も借りて
       きて、「八尾」になった・・・ってのは、あんまり納得してもら
       えませんでした。

       伝承では、「八つの尾っぽを持った鳥がいたから」と言う説が、
       有力みたいです。

       残念(>_<)

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