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都留美嶌神社

tsurumishima




  祭  神:闇御津羽大神
  説  明:闇御津羽(くらみつは)大神は、伊邪那岐命が迦具土神の首を、
       十拳(とつか)剣で斬った時に、剣の柄に集まった血が、手の
       指の股から洩れ出て生まれた神様です。
       闇淤加美(くらおかみ)大神が同時に生まれています。
  住  所:大阪府八尾市都塚296
  電話番号:
  ひとこと:闇御津羽神の「闇」は、谷あいの意味、「御津羽」は、水の意
       味なのだそうで、つまり、谷を流れる水の神様ということでし
       ょう。

       雨乞・止雨の霊験を尊崇されている神様です。

       ということは、この辺りでは、昔、雨乞いの儀式をされたので
       しょうか?

       さて、日本書紀・古事記の国譲りの段で、建御雷が、大国主に
       対面した時、建御雷は、十拳剣を抜き、先を天に向けて突き立
       て、その上に座って対面したと書かれています。

       なんて痛いことを・・・いてててて。なんの為に?
       大国主命に威圧感を与えるため?それにしてもなんでそんな、
       痛いことを・・・と思いませんか?

       ところで迦具土神を斬った剣・十拳剣の別名を、「天之尾羽張
      (あめのをはばり)」と言う・・・と、古事記には書かれていま
       す。     

       神話に詳しい方は、「あれ?」と思われるでしょう。
       そう、この天之尾羽張とは、建御雷神の父親。天安川の上流で
       堰き止めている、天岩屋に住む、大岩の神様として、古事記に
       描かれています。

       つまり、建御雷神の中国雑技団のような荒業を、古事記では、
       きちんと解説してるんですね。
      「剣とは言え、石にもなるんですよね。これが」って。
       実際は、大石である、父親・天之尾羽張の上に座って、国譲り
       を迫っただけなんですよ・・・ってね。

       ただ、それに対して、大国主命の息子・建御名方は、大岩を、
       持ち上げて登場するんです。

       大岩の上に座ってる建御雷より、大岩を持ち上げてる建御名方
       の方が力持ちなような気がしますが、この後の力比べでは、建
       御雷が圧勝します。不思議ですね。

       話がそれてしまいましたが、谷を流れる水の神様を祀る、この
       神社。
       いろんなものを洗い流してくれそうな神様であります。
       病気や、辛いことがある方は、参拝されてはいかがでしょうか。

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