祭　　神：菊理媛尊
　　説　　明：御由緒書を転記します。
　　　　　　「  当社は、遠く神代の昔、霊峰「白山」を神体山として、生きとし生けるもの
　　　　　　　の、「いのち」の祖神と仰ぐ”白山比�淘蜷_”を奉斎したことにはじまり、そ
　　　　　　　の創建は遠く崇神天皇の御代と伝えられます。
　　　　　　　延喜式内の名社でありまして、古来「下白山」と称せられた本社は霊峰白山の
　　　　　　「まつりのにわ」として設けられた「白山本宮」で、「加賀一ノ宮」としても尊
　　　　　　　崇され、「白山さん」としてあまねく親しまれている北陸鎮護の大社でありま
　　　　　　　す。
　　　　　　　今日では、全国に奉斎されている三千有余社の白山神社の総本宮として、”白
　　　　　　　山信仰”の中心をなしております。」
　　住　　所：石川県白山市三宮町ニ１０５‐１
　　電話番号：０７６‐２７２‐０６８０
　　ひとこと：白山の女神、菊理姫をお祀りすることで知られる、加賀一の宮ですね。
　　
　　　　　　　菊理姫は、日本書紀一書（第十）に登場する女神。
　　　　　　　伊弉諾と伊弉冉の夫婦喧嘩を仲裁したとされるのですが、それがイマイチよく
　　　　　　　わからない。
　　　　　　　
　　　　　　　ちょっと引用してみますね。
　　　　　　「そのい妻と泉平坂で相争うとき、伊弉諾尊がいわれるのに、『はじめ、あなた
　　　　　　　を悲しみ慕ったのは、私が弱虫だった』と。このとき泉守道者が申し上げてい
　　　　　　　うのに、『伊弉冉尊のお言葉がありまして、『私はあなたともう国を生みまし
　　　　　　　た。どうして更にこの上生むことを求めましょうか。私はこの国にとどまって、
　　　　　　　ご一緒には参りません』と』このとき菊理媛神が申し上げられることがあった。
　　　　　　　伊弉諾尊はこれをお聞きになり、ほめられた。ただし自ら黄泉の国を見られた。
　　　　　　　これが不祥であった」
　　　　　　　
　　　　　　　これだけの登場にも関わらず、菊理媛はとても重要な神として信仰されてきま
　　　　　　　した。
　　　　　　　
　　　　　　　っていうかせめて、何をおっしゃったのか残ってればねぇ（笑）
　　　　　　　
　　　　　　　でもそれが記載されていないということは、極めて重要で、呪術的な言葉だっ
　　　　　　　たのではないかとも想像されるわけですよ。
　　　　　　　あぁ気になる。
　　　　　　　
　　　　　　　本来なら白山頂上にある奥の宮に参るべきなんですが、どうも膝が本調子では
　　　　　　　ないのでひよっております。
　　　　　　　
　　　　　　　もしあなたが菊理媛なら、伊弉諾になんて言います？
　　　　　　　
　　　　　　　私ですか？
　　　　　　　
　　　　　　「てめ〜が勝手に、『妻のいない世界なんていやだ！！』つぅてイザナミさんを
　　　　　　　追いかけたんやろが！！しかも、見るなって言われた死体を見たんやろが。イ
　　　　　　　ザナミさんにとっては大ショックやろ。何が『僕チン弱虫だった』じゃ！！！
　　　　　　　このイカレチ○ポ！！！」
　　　　　　　
　　　　　　　イザナギはこれをお聞きになり、ほめ……ないでしょうねぇ(＾＾ゞ