![]() |
![]() |
祭 神:大山津見命 説 明:境内案内板を転載します。 「横見神社は、社地域にある『式内社』のひとつで、祭神は『大山津見命』といわれています。 『式内社』とは、醍醐天皇の命令により、平安時代中期に編纂された『延喜式』という法令集に記載されている神社 のことです。現在の社地域には、この式内社が八社あることから、通称『式内八社』と呼ばれています。 日本では古くから、山や巨岩・滝などが霊場として信仰されています。社殿の延長戦上に遠く櫃ケ山を遥拝できる こと、また、正面は、佐波良神社・形部神社の方に向いていることから、霊山や他の『式内社』との関係をもとに、 この場所に神社が設定されたものと推案されています。 真庭市教育委員会」 住 所:岡山県真庭市社758 電話番号: ひとこと:八社の神々の神宮寺にあたる「大御堂」や、秋の祭礼の際に集まる場所である「神集場」が設けられていることか らも、この地域の神々がここ社地域に集められたのは、室町時代以前にさかのぼるんじゃないかと想像できます。 大御堂については、 「大御堂 大御堂が創建されたのは、寿永四年(1185)と伝わりますが、定かではありません。堂は現在、『堂ノワキ』とい う場所に位置し、北側に『堂ノモト』という地名があることから、本来は現在地のやや北へ建てられていた可能性 があります。 建築された当初は、柱には、かつて板戸で仕切られていたことを示す跡が残されており、幾度かの再建・修復を繰 り返しているものの、部材には室町以前に残る古材も多く残されています。 社地域の式内八社でも、江戸時代までは、神を仏として祀る『神仏習合』が行われており、この大御堂もかつては 『神宮寺』と呼ばれていました。今もその名残として、堂の西側に『神集場』という御旅所があり、秋祭りには8社 の神々が集まって神事が行われます。また、毎年七月中旬には、地域住民が堂に集まって大きな数珠を廻し、五穀 豊穣や虫よけを祈願する『百万遍』も行われています」 と説明されており、むしろ仏教的な施設だったようですね。 しかし八社をひとところにって、すさまじいなと思います(笑)