合歓(ねむ)

nemu




  花 言 葉:歓喜

  伝   説:日本語でこの樹を「ねむ」と呼ぶわけは、夜になると葉を閉じる姿が、
        まるで眠っているかのようだから。
        
        一方「合歓」は中国語です。
        男女が一緒に寝ることを「合歓(ごうかん)」といい、この葉がぴった
        りと合わさる様を、男女に見立てたのかもしれません。
        
        とはいえ、「合歓」という漢字からもわかるように、ただ一緒に寝るこ
        とを意味するわけじゃなく、
       「歓喜を合わせる」
        まぁ、つまり、男女のまぐわいですね(笑)
        
        柔らかいピンクの花は、あまり艶っぽ過ぎるシーンには不似合いのよう
        な気もしますが……。
        
  蛇   足:緑の葉の植えに、綿のようなピンク色の花が一斉に開くときは、なんと
        も派手やかに見える樹です。
        
        でも、花はすぐにしぼんじゃうし、な〜んか綿毛みたいな実になっちゃ
        うし……。
        
       「綺麗だな」
        と思うのは一瞬なんですよね(^^ゞ
        
        でも。
        ほんの一瞬だとしても。
        
        この花の淡いピンク色は、見る者の心を和ませてくれるのです。
        
  参考文献等:
  情報提供者:       



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